きーくのダイアリー

ギャグセンスなど皆無です

引き算と足し算

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 簡単な四則演算が瞬時に可能な日本人並びにアジア人は国際社会に誇るべき人材!つまり行政が公文式と連携を取りながら全児童に四則演算の訓練を施すべき!と考えていなくもない思想強めの人です、お久しぶりです。

ちなみにこれ書き始めてるのがこちらの時間で元日の夜なんですよ。友達と遊ぶわけでもなく1人ブログの執筆をしてる当アカウントの心配はそんなにしないで大丈夫です。むしろされるとメンタル的に何かがおかしくなるので触れないで頂けると。。。。

 流石に私も元日から結果も内容も最低レベルの試合を見せつけられてストレスメーターがカンスト中なんですが、今回は個人的な監督の評価基準を前提にトゥヘルとポッターについて言及ができたらなという内容となっております。いつも通り大したことない?そんな期待しないでくれます?

 主に後半部分でトゥヘルとポッターに触れるんですけど、ここではどちらかの擁護は勿論、ポッターの即時更迭や現フロントへの批判はしません。ですので片方を盲目的に支持する方は当ブログをご覧になるのはあまりお勧めしません。

 

 

・分類のお話 

 

 さて皆さんは監督の分類をした事はあるだろうか?この界隈に属している人なら一度はした事がありそう(STOP!偏見!)。例えば、グアルディオラやサッリなどのような戦術家と、アンチェロッティジダンのような戦略家という分け方などかと。

 そしてもう1つ違う疑問を投げかけると、同じ芸術家でも画家と彫刻家はどの部分で決定的な違いがあると思うか?「芸術?何すか。じゃあフットボールも芸術とか言うんすか?」と思う気持ちもわかるけど、実は僕の中でこの違いが僕個人の監督の分類に大きく関わっいる。じゃあその違いって何ぞやと言いうと、

 

画家は足し算をして作品を完成させ彫刻家は引き算をして作品を作る

 

という点。つまり0から自分で要素を付け足して作り上げるか、ある物体から不必要な部分を削いで作り上げるかの違い。

 これらはなんと皆様大好き漫画やアニメにも当てはまる。例えば、ONE PIECEなどの長編作品は構成の段階で「必要に応じて0から登場人物を付け足して主要キャラとそれ以外の多数という形で設定に強弱を付けながらストーリーを拡大する」のに対し、12話完結のアニオリ作品などは「最初に構成した物から余計な部分を削ぎ落し最小限の登場人物で各々に厚みを持たせながらストーリーを纏める」という違いといば理解しやすいだろうか。

 

 前置きが長くなってしまったが、監督の分類をする上でこの違いは無視できないと考える。(勿論これら2つはトレードオフに捉えるべきではなく両方のアプローチで行う監督も居る。)それも踏まえて身近な例で挙げるとどのような人がどちらに当てはまるのか。

 彫刻家的スカッド編成では、デシャンやフリックやエンリケなどの代表監督或いはジダンなどはこのタイプと考える。○保監督も多分こっち。多分。

・目利きの良さによる取捨選択

・クラブ方面では就任から間もない内に結果を残す

・2,3年程辞任するパターンが多い

・比較的小さめのスカッド

スカッドに応じた戦い方

・数シーズンに渡って主力にあまり変化がない

 というのが主な特徴だ。イメージしやすいのはフリックによるバイエルン。主力を古参とドイツ代表組で固めながら、彼らの得意としたハイプレス&ハイラインで果敢に攻めるスタイルで欧州の頂点に立ったのは記憶に新しいのでは。

 反対に多くのクラブ監督は画家的な構成でスカッドを作るのに長けている。

・長期的な視野

・自分の強固たるスタイル

・主力が変化しても穴埋めを行う

 皆様方が例に挙げるグアルディオラやクロップは、数年を掛けて自分好みの戦術にあったスカッドを作り上げ現在にまで至る長期的な結果の継続に成功している。(羨ましい、、、)

 このように編成と微調整をとっても別のアプローチが存在するのは個人的にも興味深い。

 

チェルシーのお話

 さて前の部分で画家と彫刻家の例を使い対比をした。そしてここからチェルシーに視点を向けてみて欲しい。とはいっても向けるのはトゥヘルとポッターだけで。

 まずはトゥヘルから。僕自身、彼が彫刻家的な引き算を用いた編成の組み方が得意と断言する。攻撃も守備も今ある手札の中から戦略を立てるスタイルをどのチームでも採っており、チェルシーでの戦いぶりをみたら確信出来るはず。

 就任直後に4位以内フィニッシュとCL或いはFA杯制覇というミッションが与えられた。その上(前任者たちの遺産により)多様ではあるけどもよく見たら歪なスカッドここから後方の面々の機動力と相性を考え5バックを始め、それに合わないズマと歪な前線を犠牲に所々選手にWB化という魔改造を施しながら編成したのはご存知かと。

 この半年の間の彼の功績は、間違いなく彼のスカッドを見渡した上での逆算から得られた物だ。つまり魔改造にも意味はあったのだ。ズマも猫蹴る前に売り飛ばせたし!

 一方現任のポッターは、知っての通り画家的なアプローチが印象的。つまり足し算型。それはブライトンでの経歴が証明済み。古典的なキック&ラッシュ戦術のブライトンを数年掛けてパスによる繋ぎを基本とするチームに変えたのだから。これ以上の説明は不要でしょう。なお彼も魔改造が得意()で数人を(被害者にしながら)改造した模様。

 ただそれが中堅ブライトンでは許された話で、ビッグクラブのチェルシーでは受け入れられるかどうかの話は後述しますのでしばしお待ちを。

 ただ2人のアプローチの仕方に違いはあれど、早急な結果が求められるのがチェルシーというクラブ。それを達成しつつも長期路線には至らず、多くの指揮官が去っていったクラブでもある。最近無冠で去ったのランパードだけと言ったら怒りますよ。

 ただ両者どちらもこのクラブでの長期政権を渇望していたorしているのは共通している。トゥヘルがどういう過程で失敗に終わり、ポッターには何を求めるのか。これらについての個人的な見解に触れて行きたい。

 

・トゥヘルのお話

 単刀直入に、彼が何故長期政権を作れなかったのか?現オーナーとの確執や開幕直後の不調がメインなのだが、今回はその過程の部分にスポットライトを当てよう。

 全ての始まりはあの男の獲得から。そうあの男が全て。どういうことなのか?

 まずトゥヘル。彼は守備組織の構築には長けているが攻撃陣にはあまり手を付けない。むしろエース選手を活かす形で選手自身に任せる節は以前からあった。特にパリではネイマールに依存しがちでは?という声も一時期あった程。それに加えてトゥヘルは5バックがメインの監督ではない。それまで最善の策として5バックは行っていたものの、彼自身違うシステムへの移行を考えていたに違いない。

 それを踏まえると、チェルシー絶対的エースの不在というダイヤのAの青道高校の様な状況にあったのは言うまでもない。

そこで彼は21年夏に得点力不足解消のためエース級のCFを渇望。この頃彼は契約を延長していたことから、長期政権を考え出したのではと考える。つまり画家的な長期の編成を考え出していた。そのための5バックからの移行だったのかもしれない。

 そしてやって来たのは自称ミラノの王(以下キング)だった。トゥヘルの脳内ではキングが点を量産しつつ自慢の守備陣が相手の攻撃を封じて勝ち点を積む予定だった(知らんけど)。キングも最初の2か月程その要求に答えた。この頃のトゥヘルもニッコリしてた気がする。

 しかし異変というのは突然やって来るものである。キングが点を取れなくなった、、事もあるが12月にインタビューでベラベラ喋っちゃった事だ。流石にこれは不味かったし、トゥヘルも流石にオコになってしまった。同時にこの頃から魔改造の被害件数も増えた気がする。

 その後のキングの出来は散々だったのは言うまでもないが、問題はキングにエースを託すほどのメンタリティが無かったことだ。トゥヘルからしたら絶望以外の何物でもないだろう。ただでさえ肝のWB2人が長期離脱し、CFというチームを勝たせるなら多少のエゴを出しても良いポジションにキングを持ってきたら、メンタルがまさかの平民以下級だったのだから

 結局CF点取れない問題は解決されず、前述したオーナーとの確執などもあり解任。勿論もう少し我慢すれば彼のプランがベーリーらに採用されていたかもしれない。それにもしキングのメンタルがキングであったならば。そこから昨季に彼がやりたいことも昨季からできていたら。その時の評価のまま今季を迎えていたら。

 あくまでこれらは机上の空論に過ぎない。ただ(終始グダグダな)この話の中で「トゥヘル自身は編成の方法を変更したかった」という事を画面越しの皆様に伝えたいのである。

 

・ポッターのお話

 さてここからは真面目にポッターの話を。彼が画家的であると前述したが、おそらく彼もやろうと思えば就任直後のトゥヘルのように彫刻家的なプランで今後は進める事も可能だろう。それに彼は現状上手く行っていない。ただ本当にそれでいいのかと個人的には感じる。

 その上で一旦この記事を見て欲しい

リカルドスタイルの経験者が抱く思い「新たな道を切り開く」(岩尾憲)「あの頃とは違う」(馬渡和彰)(浦和レッズニュース) (line.me)

 これは僕の応援する浦和レッズ関連の話だが、チェルシーの件に通ずる物があると思う。このリカルド監督は独自のポゼッション戦術を持っている人なのだが、以前率いていた徳島で似たような事あった際の記事だ。勿論チェルシーと徳島のレベルの差は歴然ではある。ただ本質的な事は同じではないだろうか。

 同様に僕はここでポッターに現有戦力を活かした上での妥協した本来とは違う戦術で今シーズンは進めてほしくはない。勿論チェルシーのクラブ柄、我慢は許されず結果が求められるのは分かっている。寧ろ僕自身結果も求めるし、結果が付いて来なければ批判はする。ただその為に彼が自分の個を捨ててしまうのは、彼を招聘した意味が無くなってしまう。そのためにも挫けながらでも成長して欲しい。つまり自分のスタイルのまま結果を求めて欲しいのだ

 加えて例え結果が付いて来なくて無能というレッテルを張られても気にしないで欲しい。何ならあのモウリーニョでさえも在任中は普通に無能とか言われてたし。。。だから彼には自分の持つ画家的なアプローチと編成方法を維持したままでいて欲しい。というのが個人的な感想である。

 

・まとめ

 

 最後滅茶苦茶ポエムになってるし、後半は話に一貫性なくて申し訳ないですね。。自分なりに分類の仕方の前提から、トゥヘルとポッターへの超個人的見解を述べた内容になってます。あとは最初っから我慢前提であってほしくないし、かといって今までみたく結果出てないから解任のスタンスからも脱却して欲しいんですよ。

 という感じでまとめてみたんですけど、もうこっちは朝の4時近くなんですよ。お前元旦から何してんだよ暇人かというのは置いといて、別に皆さんがどう思おうと皆さんの自由なのでこの内容と同じ事を他人に求めはしません(笑)ですので皆さんの意見もいつか聞いてみたいなーと思っております。はい終わり。もう寝る。

 

という事で、また次の機会にo(* ̄▽ ̄*)ブ

 

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